「おーい!みんな集まってくれ!」
神様の声が、宇宙中に響き渡る。
あまりの大音量に、作業中、お仕事中、出張中の存在たちがびっくりして顔を上げた。
存在達は、誰かや、何かのガイド(守護霊)だった。
いつも彼らは、忙しい。守る人、サポートする人、
後押したり、指導したり、励ましたり。
みんな二足、三足のわらじは当たり前で
受け持っている人から人への移動で大忙しだ。
一人のガイドが5人、6人受け持っているのはざらで多いガイドになると、20人を抱えているツワモノもいる。
地球人からどう見えているかはわからないが、
宇宙存在も毎日遊んでいるわけではなくそれぞれの仕事で忙しく生きている。
神様に呼ばれたガイド達は、
その忙しい作業や仕事の手を止め、
瞬間移動で神様のいる12次元へと集合した。
今日は何の話だろう
こんな一斉に集められることはまずない。
神様は普段、創造にいそがしく、話がある時も
個別で呼ばれ、お小言をもらうくらいなのに。
こんなに一斉に声がかかるのは、
きっと数百年振りのことだろう。
そんなことをそれぞれ考えながら
神様の元へ続々と集まってくるガイド達。
その中の一人 アーガイルと呼ばれるガイドが
隣のサルディというガイドの耳元で
「地球になんかあったんじゃないか、
あそこは最近エネルギーの乱高下が大きいから」
サルディは、顔をしかめて
「うーん、あそこは、もう結構ギリギリだよな、
一気にエネルギーを入れ替えないとまずい」
2人がこそこそと話していると
神様が「諸君、集まってくれてご苦労!
今日は、皆に、重大な発表がある。
なんの話かわかる者はおるかね?」
神様は、ニコニコしながらガイドたちの顔を見回す。
はじにいた1人のガイドが手をあげた。
「もしかしたら、先日のライオンズゲートの時に起きた
あれのことですか?」
「おお、なかなかいい線をついてきている」
神様はゆっくり頷きながら
またみんなの顔をゆっくりと見まわした。
そしてゆっくりと口を開いた。
「私たちの仲間である地球人が大きなエネルギーの
転換を迎えたのは、そう、先日の8月8日である。
これには、シリウス星人の貢献が多大にあって、
わしも先日シリウス星に数千年ぶりにおもむき、
彼らの労を労ってきた。
それでだ、
今回の8月8日のエネルギー転換の内容だが
皆には伏せてあったが実は
「●◇■・*❤︎■○●◇×○・・×○ということじゃ」
これにガイドたちは大喜び。
手を叩いて喜ぶもの、歓喜の涙を流すもの、
喜びのダンスを踊り、みんなの失笑を買うもの。
ガイド達のおしゃべりは止まらない。
「ようやく地球人に笑顔が戻るですね」
「やっとその時代がきたのですね。
ここまで長かった〜」
「これでもう心配しないで済むのですね」
「やっと地球人が報われる時がきた!」
ガイド達は大いに喜び、あちらこちらで
おしゃべりの花が咲いた。
「う、うん!」
神様が咳払いを一つ。
みんなが一斉に神様の方を向いた
「この話には続きがあるのじゃ、
みんなには、この●◇■・*❤︎■○●◇×○❤︎❤︎ ・・・の
内容を、受け持っている地球人に伝えてほしい。
方法はなんでも構わない。
とにかく早く伝えるのが大事なんじゃ。
今、このç・*❤︎■○●◇×○❤︎に、気づいている地球人は、
まだ14,589人しかおらぬ、
これだと、きたる2025年に間に合わない可能性も
あるのじゃ。」
「したがって、皆には、受け持っている地球人に、
それぞれこのメッセージを伝えてもらいたい!
それで今日、集まってもらったのじゃ」
ガイドたちは、ざわついた。
何故なら、地球人とは、うまくコミニュケーションが取れないことが目下、彼らの悩みだからだ。
今の所、彼らが、受け持っている地球人と
コミュニケーションを取る方法は
「虫のしらせ」と「夢枕にたつ」という
そんな古典的な方法のみで
今回の、8月8日にエネルギーの転換が起こって
今後は、●◇■・*❤︎■○●◇×○❤︎になる」
という話をどうやって伝えればいいのか?
ガイドたちは頭を抱えた。
神様は、言うだけ言うと「じゃ!」と言って
家に帰って行き
残されたガイド達は、何組かのグループに分かれて
相談を始めた。
「とりあえず、ハイヤーセルフたちを集めて会議を
開いた方がいいんじゃなか?」
「いや、天使達にも要請をした方がいい」
「それよりも、メッセンジャーをサポートする
大天使ガブリエルに話を通し、天使たちに一気に周知するべきでは?」
「それよりも、ここにいる全員で地球に降りていって
渋谷の大型ビジョンをジャックするのはどうだ!」
「いやいや、だったら、ハリウッドの
Mナイト・シャラマン監督に
このメッセージを伝えるストーリーの映画を撮らすのが
早いぞ」
「いやいや、あいつは一発屋で、シックスセンスしか
ブレイクしなかったじゃないか」
そんな相談の輪に入らず、そこから抜けていった2人の
ガイドは、その頃、地球に着いていた。
それは、ガイドの中で、地球を最も心配し先行きを
懸念していたアーガイルとサルディだった。
アーガイルとサルディは神様が「じゃ!」と言って去ると
すぐに瞬間移動を使って日本の東京と静岡に降り立っていた。
「考えたって、しょうがない、
まず出来ることをやるのみだ!」
これはアーガイルとサルディ2人の共通した意見だった。
アーガイルの受け持っている一人に
「3度の飯より喋るのが好き」という女がいた。
とにかく喋り出したら止まらない。
黙っていれば、何時間でも延々に喋っている彼女の
天才性は「遠くに声を届けること」
まさに彼女にピッタリにな天才性である。
アーガイルはそれに期待していた。彼女の天才性、と
おしゃべりが何よりも好きな特性を活かし、彼女に
「今後地球は●◇■・*❤︎■○●◇なる!」を
伝えたら、勝手に誰よりもこれについて喋りまくると
期待したのだ。
アーガイルはとりあえず、古典的な方法、
「夢枕にたつ」を実行することにした。
夜になると、彼女のベッドにこっそりと近づき耳元で
今後地球は●◇■・*❤︎■○●◇×なるぞ!」と
何度も何度も繰り返し伝えた。
何度も伝えたせいか、疲れて眠くなり、
その日アーガイルは彼女の横で眠った。
久しぶりの布団は、ふかふかで気持ちよく
アーガイルの疲れを癒した。
あとで、友人のガイドに聞いたら、
お布団工房というメーカーの布団だということが
わかった。
これは、受け持っている他の地球人にも伝えようと、
アーガイルはメモを取った。
あくる朝、彼女はいつも通り息子を保育園に送り出すと
朝食もろくに食べずに、スマホにかじりついた。
後ろから覗いてみると、
8月31日の何かのお誘いをしているらしい。
自分が昨晩彼女に伝えたメッセージに
全く関係のない話のようだ。
やっぱり伝わっていないんだろうか。
それとも、彼女の耳が遠いのだろうか、
まだ44歳だというのに。
彼女に耳鼻科を受診させる、
またアーガイルはメモを取った。
とりあえず、もう少し様子を見てみようと
彼女と一緒にソファに座って待つと
彼女がパソコンという機械で打ち合わせを始めた。
耳をそばだてて聞いていても
昨晩のメッセージのことは一言も彼女の口にのぼらない。
うーんどうしたものか。。。。
アーガイルはとりあえず、あの気持ちの良い布団を
再び味わってから考えようと
彼女の部屋の寝室に戻った。
一方その頃、サルディは、静岡にいた。
受け持っている女はチャネラーで、
そこにサルディは勝機を見出していたからだ。
しかも彼女は、アーガイルが受け持つ、
よく喋る女と同じ会社で働いており
彼女からよく喋る女に例のメッセージを伝えたら
効率よく、大勢に伝わるのではないか、という
戦略もあったのだ。
とはいえ、課題もあった。
チャネラーである彼女は自分の知りたいことを
基本降ろすチャネリングのスタイルなので
今回のメッセージが彼女が知りたいことで
あるのかはわからない。
彼女は、興味のないことには全く見向きもしない
性格だったからだ。
「まあ考えている時間が勿体無い、あの手、
この手で伝えるのみ」
幸い、彼女はセッション以外の時間、ネットフリックスを見ているか、お昼寝をしているかどちらかで
伝えるタイミングは無数にある。
サルディは彼女がネットフリックスを鑑賞している時
何度も、何度も繰り返しメッセージを伝えた。
彼女は、ネットフリックスを見疲れて
お昼寝をするとサルディは枕元にたち、
また耳元で何度も伝えた。
しばらくすると疲れたので、彼女の隣に横になってみると、布団から何やらいいエネルギーを感じる。
そのまま、布団のエネルギーを感じ取ってみると
栃木にある株式会社コバックスという会社の製品で
あることがわかった。
受け持つ地球人にお年寄りが多いサルディは
このメーカーの名前を何度も口に出して記憶に留めた。
このミッションが落ち着いたら受け持っている地球人全員にこれを伝えてあげよう。
翌日になって
彼女が会社の打ち合わせ中、自分が昨日
彼女の耳もとで
ささやいたメッセージのワンフレーズを口に出した!
「よし!やったぞ、なかなかやるじゃないか!
さすがチャネラーだ!」
そのまま、耳をそばだてて聞いていると、
「でも、❤︎■○●◇×○❤︎っていう感覚はきているんだけど、はっきりと全容がわからないんだよねキャキャキャキャ」
「おいおい、笑ってる場合じゃないんだよ
こっちは、朝から晩までメッセージを繰り返し伝えているだろ!チャネラーというからには、一発でキャッチする
スキルがあるんじゃないのか」
サルディは久しぶりにイライラしたので気を沈めようと、気持ちのいいエネルギーの布団にもぐった。
しかし、サルディは諦めず
翌日も彼女の耳元で同じメッセージを繰り返し伝えた。
数日経って、明らかに、彼女は僕の伝えているメッセージを理解している様子が伺えてきた。
彼女自身の努力も見える。
この女ネットフリックスばかり見ているようで
ちゃっかり色々感じているらしい。
僕は、耳元で伝えるメッセージにもうワンフレーズ
「お話会」とうワードを追加した。
2日経ってようやく彼女の口から
「お話会もいいかもなぁ」というつぶやきが口から漏れた。
「よし、よっしゃ〜!!!! きたー!!!」
サルディはガッツポーズをした。
体も腕もないので、気分だけだったが、久しぶりのガッツポーズは人間だった頃を思い出し、なんだかとても懐かしかった。
彼女は、それからアーガイルが受け持っているよく喋る女にお話会の話を持ち掛け、その企画がついに動き出した。
お話会の日時は8月27日と9月3日らしい。
その日は宇宙からポジティブなエネルギーが
流れるとてもいい日だ。
彼女がその日、伝える話は
これからの地球人のおすすめの意識の使い方
これからの地球の方向性についてだ。
DNAや思考にこびりついた古いパラダイムから
みんなが抜けていって、どのように意識を使うと
最高の未来にワープするのか。
何を一番意識したらいいのか。
どうしたらもっと最高の人生を生きられるのか。
数日前に神様から発表があり
他のガイドたちが相談をしているのを横目に
僕とアーガイルだけが行動に起こしたからこそ、
この8月27日のお話会は企画されている。
僕たちガイドは受け持っている地球人に
お礼を言われることも、
存在を知ってもらうことも
ましてや、褒められることも、
認められることも
ほとんどないといっていい。
欲をいえば、
僕らだってお礼を言われたり、
存在に気づいてもらったりしたら嬉しい。
さらに何が一番嬉しいかというと
受け持っている地球人とのもっとスムーズな
コミュニケーションだ。
僕たちは、いつもいつも、もっと伝えたい。
もっと話したい。もっとサポートしたいと
願っている。
でも、そんな日も近い。
何故なら、地球人のこれから進む世界線は
あの日神様が言った
「今後地球は●◇■・*❤︎■○●◇×○❤︎になるぞ!」だから。
この◇■・*❤︎■○●◇×○❤︎ ●◇■・については、
8月27日もしくは9月3日のお話会で
彼女と、よく喋る女の口から聞いてみてほしい。
きっとこれから僕たちは、これによって
もっと伝え合い、もっと繋がりあえるから。
僕らが報われる日も近い。
リクルート退職後ベンチャー企業の事業部長としてマッサージ店のフランチャイズ本部を立ち上げ、6年で100店舗達成。実績が認められグループ企業の子会社の代表に就任。
また、個人事業主としてもフランチャイズ本部構築コンサルなど積極的に活動するも、売上を追い続ける事、会社の規模を拡大し続ける事に違和感が拭い去れず代表を退任し、個人事業主でやっていた複数のコンサル契約も手放す。
その後、人生を変えるきっかけとなった自動書記(文字を使ったチャネリング)に出会いチャネラーとして活動を始める。
その方の本質や天才性、スピリットの求める道を指し示すセッションや講座などの活動をしながら、プライベートでは自己のクリアリングや目覚めに修行僧のように取り組む日々の中トミーと出会い、笑いながら目覚めるタイムラインにお引越し。
2023年9月に代表としてイノセントワールド株式会社に
ジョイン。
天才性は「指し示す」。
麻の衣の子と書いて麻衣子という名前の通り、神と繋がり(麻は神と繋がる媒体で、日本では昔からご神事に使われている)、「言葉」を伝えるチャネラーとして、クライアントのエゴに同調せずスピリットに直接届けるチャネリングメッセージとセッションスタイルで日々、個人起業家や経営者に向け、お役目や道降ろし、指し示す活動をしている。